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大変だよな。
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英訳オワタ\(^o^)/
ここではよい意味でオワタ

いやー
文化祭もわりかし近くてですね
サークルの作品とかの締め切りとかも大変で
大変でした。

ひとつの記事を二人のボランティアが担当するので、
「わたしの英訳文ロクに使われてねえしwww」とか
そういう可能性もあります。
ドキドキですよ。


しっかし翻訳って大変です。
わたしがやってるのは
文章が伝える「意味」だけが必要な
学内誌という媒体だからまだいいけれど
これが文学作品となると
大変なんだろうなあ…

文学作品っていうのは
文章の意味だけじゃなくて
文章自体にも価値があるじゃないですか。

たとえば
「太郎は疲れて椅子に座った。」
という文があったとして。

これがたとえば

「太郎は鉛のように重くなった体を椅子に投げた。」

って文章だったらさあ。

どうするよ。

これだって
「太郎は疲れて椅子に座った」
っていう意味の文章ですよ?


さらにさあ。
これがさあ。

「太郎は鉛のように重くなったカラダを椅子に投げた。」

って文章だったらさあ。

どうするよ。

「体」と「カラダ」のニュアンスの違いを
英語で書き分けられます?


そのほかにも文章のニュアンスを作る要素なんてもんは
たくさんある。ますよ。
末端の一学生に過ぎないわたしでさえ
じつは色々と文章のニュアンスには気を使ってるわけで。
…使ってるんですよ!

…だからもうプロの書き手の文章なんて
どんだけかと。
どれだけの工夫が見え隠れしてるのかと。

さらにこれをさー
「オレ、工夫してるから!」っていう雰囲気丸出しの
ゴテゴテの文章じゃなくて
こう さらーっと
違和感なく読める感じに仕上げちゃうのがプロでしょう?
例えば別の文脈で使ったら
絶対に浮く感じの文章にも
疑問を持たせないのがプロの仕事でしょう?

うーん。例。うまくいえないと思うけど。
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

これはスピード感のある文章です。
おわかりですね。
メロスがちょう激怒してるのがひしひしと伝わってきますね。

だけれどもこれが

自由が丘女神まつりに行った。すごい人であった。商店街の祭りは、普通大したことはない。しかしここではお洒落なお店が、ワゴンセールを行う。人は、群がっていた。9000円のコートが、630円になっていた。


だったらね。

普段からこんなコマぎれで改行のない文章使ってたら
すごい変なんですよ。
TPOに合わせた文体があるってことなんですが、
読んでるときは「うわめっちゃメロス怒ってるし」
ぐらいにしか感じないじゃないですか。
これがプロの技だと、アタシ思うの。


…これをさあ。
ね。
例えば翻訳者が読み落としちゃったらどうするんだって話よ。
あんまりさらっと 違和感なく読めるんで
あんまり細かいこと気にせずに訳しちゃって
本来の文章のニュアンスを損なわせちゃったらさ!
別に翻訳者自身はよくても
その訳文を読んだ人がかわいそうよ!
原作のたのしさ10%OFFじゃない!!
ましてや訳文読む人は原作知らん可能性大なのよ!
だからこんなことがおきたりしたら
翻訳者のせいで
読者が原作を誤解しちゃうじゃない!!


英訳ボランティアの顔合わせの場で
「英訳に必要なのは、英語力よりむしろ日本語の力」
って誰かが言ってましたが
マジにそう思います。
でもきっと英語力もないと的確な表現なんて
できないんだぜ…

この場合の英語力ってのは文法が正確とかそんなんじゃなくて
「こういうシチュエーションではこういう言葉のほうがあってる」
っていう状況判断力みたいなものであって
(例えば「トイレ」と「お手洗」の使い分けだな!例が悪い)
そういうのはホント
実際に言葉が使われてるのを読んだり聞いたりしないと
身につかないよねえ。

それにたとえば若者言葉と学者さんの話す言葉では
そいつはもう隔たりがあるわけで
だから例えば
ちょう日本語ペラペラの
日本文学の専門家の外国人学者がいたとして も
Hanachu」を
このニュアンスそのままで
自国語に訳せますかって
話ですよ

(かなりキてる雑誌を探したつもりですが
 もっとオワタ感漂う雑誌を知ってたらおしえてください)

日本の若者言葉もしらないとならんし
自国の若者言葉もしらないとならんという
二重苦。
「これが学術書ならもっとサクサク訳せるのに…!」
みたいなジレンマに陥るに違いない。
取り上げる事項の難解さが天と地なのに
翻訳難度が逆転するという。


長くなっちゃったわ。


翻訳者は だから
言葉の力だけじゃなくて
ムダ知識を大量に備えてる必要があるんだね。
と思った。よ。
古典ひとつ訳すなら当時の社会的な背景とか
しっとくべきだし
現代作品訳すなら現代の風潮を知っとくべきだしね。

ギャル言葉を話せるおっさんがいたとしたらその人は
翻訳者に向いているのかもしれないね。
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[2007/10/11 23:58] | | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
高校のときの現代文の恩師が
「於母影は原作より評価が高い」
って授業で言ってたのを思い出した。
「翻訳家はもっと評価されていい」
とも言ってたような

なんか日記読んだら「言われてみれば確かに」と思えた
大まかな意味は一緒でもその場面に応じた少しのニュアンスの違いも出さなきゃいけないもんね。
異国語にニュアンスごと訳さなきゃいけないと考えると
かなりの知識とセンスが必要なんだろうなぁと思った
やっぱ翻訳家すげぇ

そんなわけで文化祭に
友達と突撃するので
Mizzさんを探しまくろうと思います!

(接続語選択ミス)
[2007/10/12 17:47] URL | K [ 編集] | TOP ▲
翻訳家って結構むくわれない仕事ですよね。
訳したキレイな文体を作ったのはその人の仕事なのに
評価されるのはもっぱら原作者っていう

でも今度この講演についても書くつもりですが
こないだうちの大学に来て講演してた 
著名な日本文学研究家が
「翻訳者として技術が高まるほど
 本来の文に忠実に訳すようになる」
って言ってたので
本当にうまい翻訳者は
「文体を作る」なんてことはしないのかもね

探しまくっちゃえばいいわ どこにいるかは伝えません。
怒涛のような人ごみの中で
わたしをみつけられたら
ごほうびにのど飴をあげよう
[2007/10/17 01:04] URL | miZZ [ 編集] | TOP ▲
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